彼との出会いと発展③
その頃、夫くんとの関係性はどうだったかというと、
不倫疑惑の告白後、その時の夫くんの態度から、どうしても、
心がその女性に行っているのではないかと悶々とする日々を過ごしていた。
やっくんとはどうだったか。
わざわざ用事を作ってなのか、無意識か、ちょこちょこと
しいを気にかけてくれていた。
もちろん、その当時のうちの家庭の状況はやっくんは知る由もない。
ただ、残業をしても、とがめられないような家庭である事は
理解していた様子。夫くんの食事を作りにいそいそと帰るわけでもない。
完全ワンオペ育児。
そこは見ていて思っていたそうだ。
怠慢と言われるのは必至だと思う。
作っても食べてもらえない虚しさは理解してもらえないかもしれない。
最近では、夫くんはコンビニ弁当を買ってくるようになった。
夕飯が作ってあっても。
屈辱的だ。と感じているとも理解してもらえないのかもしれない。
遅くなって、起こすのが悪いから、買ってきた物を食べる。
本当は、気を遣ういい夫くんなのかもしれない。
わからない。その感覚、わからなくてごめんね。夫くん。